大妖怪展
に行ってきました.
・江戸東京博物館というやや外れた立地・訪れた時間帯(金曜夜)を考えると比較的混んでいた方でしょうか.大体どの絵の前にも3人ぐらいはいるような感じでした.
・大雑把に3部構成.第1部が江戸の妖怪画・第2部が初期の妖怪となった室町時代の九十九神等・第3部がそもそもの妖怪の元と考えられる仏教の地獄絵図.最期に日本のアニミズム信仰の原点というべき(そして妖怪の原点というべき?)土偶4体があり,現代の妖怪として妖怪ウォッチの展示がありました.
・絵としての見応えという点だと第1部と第2部の半分ぐらいに偏るかなーと思いました.基本的に,妖怪画という特殊なジャンルを文化的な側面を重視しつつセレクトしているためか,必ずしも絵として上手くないのが結構あるかなぁと.
・キャプションの量が全体的に少なめであり,最期に妖怪ウォッチが結構場所を取っているところや,図録のデザインから考えても,実はやや子供向けにデザインされた展示会なのかなぁという印象.
・江戸時代は病気は妖怪が体内に入り込むことで生じると考えられていたようで,病気の原因となる小さな妖怪の図鑑なるものがあったようだ.デザインはどれもかなり変わっている.
・江戸絵画のうち浮世絵はBUNKAMURAの国芳国貞展で観た有名処が結構あって新規は少なかった.
・図録は物凄く手が込んでいて,それだけで1つのプロダクトだなぁと感じさせるつくりなのですが,写真がどれも小さくて,自分には図録としての価値があまり高くありませんでした…残念.
ルノワール展
に行ってきました.
昼過ぎに行ったところ,屋外券売上では20分待ちだったのでチョイ悩んだのですが,美術館内部に入ってみたら10分待ちで列もそう長くなかったので,入ることにしました.
10年ぐらい前にパリに行ったときにオルセーもオランジュリーも行っているので,恐らく全ての作品を観たことがあるはずなのですが,当時は美術にからっきし興味が無かったので全く覚えてないので,二度手間でも観るべきかなぁと.
入口付近はかなり混雑していましたが,3部屋目以降からはほどほどな感じで,さほどストレス無く最前列で観ることができました.ムーラン・ド・ラ・ギャレットだけは通り観と立ち観で分けていましたが,立ち観でも2列ぐらい.しかし,出る頃(3時頃)には入口は長蛇の列になっていて,30分待ちになっていました.
ルノワールの絵に関しては画集や総合的な展覧会の類で散々観ているし,実のところ個人的にはあまり好きな絵の系統ではないんですが(もう少しカッチリしたコントラストの強い絵が好き),結構有名どころも来ていたので,行ってよかったなぁと思いました.
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真夏の夜の動物園
に行ってきました.会社帰りに.
・この時期,18:00時点ではまだ明るく,暗くなるのは18:30ぐらいからなので,夜っぷりを楽しめるのは実質的には1時間半しかない.せめてあと1時間は欲しいというのが正直なところではある.
・ほぼ全エリアに行くことができる.但し,6時時点では既にいなくなっている動物もいる.
・動物にもよるけど,屋外は凄く暗い.このイベントのための特別のライトアップ等はしていないように思われる.ある程度綺麗に写真を撮りたい場合は,F2.0より明るいレンズがないとかなり厳しいかも.あと,AF効かないところも多い.α7sはこういうときに使うものなのかもしれないと思った.
・寝ているのを除くと夜間ならではの行動をしている動物というのは特に見かけなかった気がする.昼間行っても半数近くはダラけてて寝てるなんてのも珍しくないので,そういう意味では昼間行くのとあまり変わらないのかもしれない.
・視界内にいつでも人が2〜5人ぐらいいる程度の混み具合.とはいえ平日&台風だったので,晴れた土日とかだとどうなのかはまるで想像つかない.
・「夜の動物園」というやや非日常的な場所感以上のものがあったかと言われるとちょっと微妙かもしれない.それだけでも十分ではあるのだけど,時間が足りない&暗い上に寝ていて動かない動物は見つけにくく時間をロスしやすいせいで,じっくり見ようとすると数がかなり限られてしまうように思える.
キモい展
を見てきました.
僕だけかも知れませんけど,期待していたほどはキモくありませんでした.ギョッとしたのは最初のミルワームトンネルと最後のゴキブリタワーぐらいではないでしょうか.あくまで博物館の展示であって,ホラーではないということでしょう(だったらあのポスターは何なんだろうという気がしなくもないけれど).
種類は大体30種類ぐらいで,普通に見てると15分ぐらいだと思います(僕は1時間ぐらい見てました).800円だとやや割高感があるかも.1つを除いて全て実際に生きているので高コストなのは仕方が無いのかなと思ったりもしましたが.尚,全体的に文化祭か熱帯魚店的なチープさがあって僕は好きです.
展示されているのは虫(ミルワーム・サソリ・クモ・ムカデ・ゴキブリ等)・魚(ナマズ等)・蛙・蜥蜴・蛇・鼠(ハダカデバネズミ・毛無鼠等)です.実はほとんどの生き物が大人しいです.動き回っているのはミルワーム・蜥蜴・鼠・ゴキブリです.
ゴキブリタワーに顕著ですが,アクリル板で囲われているとゴキブリの群れとも言えど,こうも冷静に見られるのかという意味で新たな発見だったかもしれません(ゴキブリは何故か中央の柱にこびりついていて,アクリル板上にはいなかったのもあるかもしれません).
浅草灯篭流し
浅草灯篭流しに行ってきました.
6時過ぎぐらいまでは灯篭を申し込めそうでしたが,実際に流すには少し並ばないといけないようでした.
もっと川面が埋まる感じなのかも思っていたのですが,そういうわけではないようです.船はなるべく灯篭を巻き込まないようにゆっくり進めている感じがしましたが,実際のところどうなんでしょうか.
吾妻橋から少し北上したところから灯篭がレールに乗って流されていきます.見た感じでは10秒に1個以上のペースで流されていくのですが,川面での密度が上がらないところを見るに,案外寿命は短いのでしょうか.
吾妻橋を越えられる灯篭の数はあまり多くないようです.たまに燃えてしまうものも.
近いと結構ロウソクの匂いがします.
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iPadProかMacBookで迷っているけど,どちらを買っても結局使わなくなりそうで怖いです…
- iPadProはPencilが使えるのでメモとかに良さそうだなーと思いつつも,だったらメモ帳買えばいいじゃん(安いし落としても大丈夫だし),てかメモ帳持ってるくせに全然使ってないじゃん,おまけにiPadAirも持ってるくせに全然使ってないじゃん,てな実態があったりで.Pencilが使えるようになるという意味ではできることが増えるのは魅力なんですが.
- MacBookは単体ならiPadProより使えると思うのですが,性能的には同じぐらいのMacBookAir13(Mid2011)を既に持ってるので,やっぱりチョイ微妙.ディスプレイが綺麗になって持ち運びもし易くなるとは思うのですが,店頭で試した感じではキータッチに慣れるかどうか微妙だし,できることが増えるわけでもないので.
使いこなしている人はどんな風に使っているのかなぁ,もしくはどんな人が使うべきなのかなぁ.